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トゥインクルブログ
更新日: 2024.10.01 公開日:2024.09.13
マンションの外壁塗装工事は、建物の美観を保ち、劣化を防ぐための重要な要素です。
一般的な目安として、1㎡あたり1万円から2万円程度で施工可能とされていますが、
建物の規模感、構造、使用する塗料の種類、工事内容などによって大きく異なります。
また施工する業者によっても金額は大きく変動するため、何を基準にしてどう選べばいいのか、不安な方も多いのではないでしょうか?
この記事では、マンションの外壁塗装の費用相場から、見積もりのポイント、業者選びの注意点まで、分かりやすく解説します。費用を抑える方法や賢く外壁塗装を依頼するための情報も満載なので、ぜひ参考にしてください。
目次
マンションの外壁塗装の費用は、建物の規模や構造、使用する塗料の種類、工事内容などによって大きく異なります。そのため、一概に「いくら」と断言することはできません。しかし、いくつかの基準を参考にすれば、およその費用を把握することができます。ここでは、外壁塗装の費用を左右する主な要素と、それぞれの目安となる費用について詳しく解説します。
外壁塗装の費用は、大きく分けて「材料費」と「施工費」の二つに分けられます。
使用する塗料の種類や量によって決まります。高級な塗料や特殊な機能を持つ塗料を使用すれば、それだけ材料費は高くなります。
作業内容や作業量によって決まります。高所作業や足場設置が必要な場合、複雑な構造の建物や広範囲の塗装が必要な場合は、施工費も高くなります。
施工費は建物の規模だけでなく業者によっても様々なため変動してしまいますが、材料費に関しては業界全体で見ても大きく変動することはありません。
外壁塗装に使用される塗料は主に「アクリル系」「ウレタン系」「シリコン系」「フッ素系」の4種類、これらの1㎡辺りの単価が下記になります。
塗料名 | 1㎡あたりの単価 | 坪単価 | 30坪 |
アクリル | 1,000~1,500円前後/㎡ | 約3,300~約4,950円/坪 | 約10~約15万円 |
ウレタン | 1,500~2,000円前後/㎡ | 約4,950~約6,600円/坪 | 約15~約20万円 |
シリコン | 2,000~3,000円前後/㎡ | 約6,600~約9,900円/坪 | 約20~約30万円 |
フッ素 | 3,500~5,000円前後/㎡ | 約11,550~約16,500円/坪 | 約35~約50万円 |
無機系 | 4,000~5,500円前後/㎡ | 約13,200~約18,150円/坪 | 約40~約55万円 |
より正確な費用を知りたい場合は、複数の業者に相談し、相見積もりを取り、比較検討することが重要です。
外壁塗装の見積もりは、業者によって項目や内容が異なる場合があります。しかし、基本的には以下の項目が含まれていることが多いです。
これらの項目について、具体的にどのような内容が含まれているのか、詳しく解説していきます。
工程は、外壁塗装を行う際に必要な作業の順番を指します。一般的な工程は以下の通りです。
各工程の内容や作業量は、建物の構造や状態によって異なります。そのため、見積もりには具体的な工程内容が記載されているはずです。
使用する塗料の種類やメーカー、色、容量によって費用は大きく変わります。高品質な塗料や特殊な機能を持つ塗料を使用すると、それだけ材料費は高くなります。
見積もりには、使用する塗料の種類、メーカー、色、容量が明記されているはずです。また、塗料の性能や特徴、価格なども記載されている場合もあります。
その他費用として、足場費用、処分費用、諸経費などが含まれる場合があります。
足場費用は、足場の種類や構造、設置場所によって異なります。処分費用は、塗料缶や廃材などの処分費用です。諸経費は、運搬費、保険料、管理費など、その他にかかる費用です。
これらの費用は、見積もりの中に含まれている場合と、別途請求される場合があります。見積もりを確認する際には、これらの費用がどのように含まれているのか、よく確認する必要があります。
見積もりには、具体的な金額だけでなく、それぞれの項目の詳しい内容が記載されていることが重要です。
不明な点があれば、遠慮なく業者に質問するようにしましょう。
外壁塗装は高額な工事となるため、業者選びは慎重に進める必要があります。安易に価格だけで業者を決めてしまうと、後々後悔する可能性もあります。ここでは、外壁塗装の業者選びで重要なポイントと注意点を解説します。
信頼できる業者を見つけるためには、以下のポイントを参考にしましょう。
業者選びでは、以下の点に注意しましょう。
外壁塗装は、高額な費用がかかるイメージがあるかもしれません。しかし、いくつかの方法で費用を抑えることができます。
ここでは、外壁塗装の費用を抑えるための具体的な方法をいくつかご紹介します。
外壁塗装は、時期によって費用が異なります。
一般的に、オフシーズンと呼ばれる冬場や梅雨時期は、業者の繁忙期と比べて、費用を抑えられる可能性が高いです。
ただし、冬場は気温が低いため、塗料の乾燥に時間がかかる場合があります。そのため、工期が長くなる可能性も考慮する必要があります。
塗料の種類によって、価格が大きく異なります。
高機能な塗料は、耐久性や防汚性、遮熱性にデザイン性などが優れている反面、価格も高くなります。
一方、一般的な塗料は、価格が比較的安価ですが、耐久性や機能性が劣る場合もあります。
使用する塗料の種類を見直すことで、費用を抑えることができます。
例えば、耐久性重視であれば、シリコン系塗料やフッ素系塗料がおすすめです。
一方、価格を抑えたい場合は、アクリル系塗料やウレタン系塗料を選択するのも一つの方法です。
ただし、塗料の種類によって、耐久年数が異なります。
長期間、外壁を美しく保ちたい場合は、高機能な塗料を選ぶことをおすすめします。
塗装範囲を限定することで、費用を抑えることができます。
例えば、目立つ部分だけを塗装したり、劣化が激しい部分だけを塗装したりするのも有効です。
ただし、塗装範囲を限定すると、見た目に影響が出る可能性があります。
事前に業者と相談し、適切な範囲を決めることが重要です。
複数の業者から相見積もりを取ることで、価格を比較することができます。
見積もりには、使用する塗料の種類、工程、費用などが記載されています。
これらの内容を比較検討し、最適な業者を選びましょう。
業者によっては、割引キャンペーンを実施している場合があります。
キャンペーンの内容は、時期や業者によって異なりますので、事前に問い合わせてみましょう。
地域によっては補助金が出る場合があります。
また固定資産税の減税など、場合によっては大幅な免税も可能になります。
申請できる軽減措置は建物の規模感や状態、お住まいの自治体によっても異なるため、気になる方は一度市区町村役場に問い合わせてみると良いでしょう。
外壁塗装の費用は、使用する塗料の種類、工程、業者によって異なりますが
上記の方法を活用することで、費用を抑えることができます。
ただし、費用ばかりに気を取られるのではなく、品質や耐久性もしっかりと確認することが重要です。
複数の業者から相見積もりを取り、比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。
トゥインクルワールドでは部分修繕から大規模修繕まで外装リフォーム専門企業として5,600件以上の実績があります。
マンション大規模修繕や外壁塗装をお考えの方は是非、弊社を相見積もりの一社として
選択いただければ幸いです。